今の雷門と江戸期の雷門では似ているようで結構違う。特に大きな違いは江戸期の雷門には門扉があったということ。今は門扉が無いので24時間いつでも通れるけれど、江戸時代はある時間が来ると閉じられてしまい、夜間の出入りは門の横の木戸から行っていたということです。
門扉の描かれている絵が殆ど無かったのでなかなか気づかなかったのです。
時代考証は面白いけれど難しい、ある程度考証ができてないと制作にとりかかれないし・・
時間がどんどん過ぎていく・・・

実際の作品ではこの辺りは陰になってほとんど見えなくなってしまいます。
「ほとんど見えないから作らない」っていう訳にはいかないのが厄介なところ。
裏を返すと微かに見えるかもしれないのですから・・・
またまた時間がどんどん過ぎていく・・・